唇に出来る赤くピリリとした水膨れ、それ、口唇ヘルペスかもしれませんね。
高熱を出した後などに良くでることから昔は主に“熱の華”と呼ばれていた気がします。
出来てしまうと目立つし、見た目も痛そうだし、なによりも家族への感染も心配ですね。
見た目にも、家族のためにも早く治しましょう。
口唇ヘルペスの原因は

人間に感染するヘルペスウィルスは全部で8種類あるそうです。
そのなかで、口唇ヘルペスは 単純ヘルペスウイルス1型 HSV-1と呼ばれるものです。
単純ヘルペスウイルスの感染症によって引き起こされ、唇やその周りに痛みを伴う水疱(みずぶくれ)が出来ます。
子供のころに初めて感染(気が付かないことも多い)したのち、神経細胞に住みつき体内に潜伏。
発熱、疲労、ストレス、月経、紫外線などで体の抵抗力が落ちるとウイルスが活発化し症状が現れます。
どんな症状か
初期段階から徐々に4段階で進行していき、1~2週間ほどで治ることが多いです。
1.ピリピリ、ちくちくとした違和感
むず痒いような、熱を持ったような感じで、思わず触ったり鏡を見たりしたくなります。
再発の人はこのあたりでもしかして!?と思う段階です。
2.違和感がある箇所が赤く腫れだす
違和感を感じて半日くらい、数時間で赤みが出始めます。
ウィルスの増殖が活発化している時期なのでここですぐ対策をとるとその後の症状が軽くて済みます。
3.水膨れと痛み
赤い水疱が複数出来ます。水疱の中にはウィルスがたくさんいます。その水疱が潰れ融合して大きなものになることもあります。
4.かさぶた
1~2週間ほどで乾いてかさぶたになり治っていきます。
かさぶたになると、色が濃くなるのでそれもまた目立つんですよね。。。。
唇の周りにできることが多いですが、鼻や目の周りに出来ることもあります。
ウィルスの入った水疱を触った手で、目に触れると目に感染することもありますので触れた後はすぐに手を洗うことが大切です!!
早め早めの病院受診がおすすめ!
初めて発症した際には重症化することもあるので、早めに医療機関を受診しましょう。皮膚科で処方してもらえます。
治療方法としては3つの方法で対応します。

抗ウイルス薬の内服
内服薬は病院で処方してもらいます。これをいかに早く飲むかで症状の現れ方が全然違います。
初期の段階ですぐに飲むと水疱も出来ずに治まることがあります。内服薬本当にお勧めです!
最大5日分の処方をされるので、最後まで飲み切ります。同月内での処方は1度のみです。
抗ウィルス薬の外用
病院処方のほかに外用の口唇ヘルペス用の抗ウイルス薬には市販薬もありますが、再発に限って使用が出来ます。過去に診断を受けたことがある人で常備しておくとすぐに対処が出来ます。
内用と外用の併用
内用で中から抑制しつつ、水疱の症状を消炎、鎮痛する塗り薬を処方されることがあります
気を付ける事

口唇ヘルペス発症する前に、発症してしまった後に、それぞれ気を付けることを見てみましょう。
発症を予防したい
薬を飲んで治っても根本的な治療にはなっていません。ウィルスは体内に潜んでいます。
再発のサイクルは人によって異なります。
過労、体力や抵抗力が低下すると再発しやすくなります。日ごろから適切な休養をとったりストレスをためないことなどが防止につながります。
この時期気を付けたいのは、紫外線を浴びすぎて再発する事があります。
再発を繰り返す上で、紫外線への自覚症状がある人は日焼け止めを唇まできちんと塗ることをお勧めします。
紫外線カットのリップクリームもたくさん売られています。こまめに塗り直すのも大事なポイントです。
感染を防ぐ
他の人に移りやすいので、タオルの共用や食器の共用は特に気を付けます。患部に触れた手はすぐに洗い、手指を清潔に保ちましょう。
他人だけではなく、自分自身の中でも口唇から目への感染も注意が必要!でしたね。
まとめと、私の対処法
確かに口唇ヘルペスは確かに病院に行かなくても、自然に治まることが多いです。
しかし、発症すると感じる痛みもそうですが、目立つ箇所のため見た目も相当痛々しそうです。感染も心配です。
早めの対処を心掛けましょう!
症状の1段階、もしくは2段階の早めに病院へ行くか、(再発なら)市販の塗り薬を早めに使用しましょう!
再発しやすい私は諦めて、予防することと、いかに早く再発に気付き対処するかを心掛けています。
早めの内服薬で症状が早めに治まるので5日分を1錠残しておいて、お守り代りに持っています。
ピリピリと違和感が出始めるのが夜や週末が多いので、その場ですぐに1錠服用してとりあえず抑えます。
以降は早めに病院にかかり改めて処方してもらうと本当に治りが早いです!
再発しないのが一番ですが、ウィルスを知り上手に付き合っていきましょう!
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