最近の築地本願寺、行ったことありますか?
個人的には年に2回ほど築地には足を運んでいるので、久々に行ってみました。
その変化に驚きました!
TV番組「カンブリア宮殿」でも気になっていたのですが居心地のよい空間に変貌していました。
経営のプロ、銀行員、コンサルをなされていたバリバリのビジネスマン出身の宗務長 安永さんの改革によるものが大きいのでしょうね!
行ってみて印象深かった点をまとめてみました。
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江戸の地で築地駅直結の合同墓
綺麗な廟所が出来ていました。
こちらは東京の真ん中で、宗派を問わず供養してもらえる合同墓です。
地方のお墓や、少子化などで墓じまいを考える人が多いという中、築地という行きやすい環境は利便性が高いです。
築地本願寺合同墓の特徴
- 築地本願寺の境内(地下鉄築地駅直結)
- 個人単位で生前に申し込み
- 年間管理費不要
- 伝統寺院の安心感
- 過去の宗教宗派にとらわれない
古いお寺の難しい(難しく考えがちな?)決まりなどに固執していたら出ない発想だと思いました。
費用の目安
ご遺骨の保管状態に応じて費用が異なります。
ご遺骨を個別の区画でお預かりする個別保管と他の方のご遺骨と合同で保管する合同保管がございます。
個別保管期間に関しては33回忌、7回忌の期間を想定しており、
個別保管期間終了後は合同区画にてお預かりをいたします。年間管理費不要
※上記以外に年間管理費や寄付を強制することはございません。
オンライン説明会なども開かれています。
資料請求など⇒こちら
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築地本願寺カフェTsumugi
大きな窓越しに本願寺の建物を眺めながら朝食やランチ、軽食までいただけるカフェです。
2017年11月にオープンした明るく開けたカフェ。
参拝者に心の安らぎと寛ぎの時間と空間を提供してくれます。
人気メニュー「18品目の朝ごはん」です!
精進料理がモチーフ。たくさんの小鉢がおぼんに収められていて嬉しくなります。
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16種類のおかずと、お粥とお味噌汁で18品です。
なぜ18品目なのか?
築地本願寺のご本尊、阿弥陀如来さまの大事な教え四十八願というものがあります。
その中でも「第18願」というのは根本、本願ともいわれるほどに大切な教えだと言われています。
端的に説明するのは相当難しいらしいですが大きく言えばこんな感じでしょうか?
美味しくいただくのはもちろんのこと、食事という行為に改めて感謝の気持ちで向き合いたいですね。
築地本願寺 ブックセンター
仏教に関する書籍が並べられています。
仏教の本というとそれだけで身構えてしまいそうですが子ども向けの本や料理の本まで並んでいました。
気軽に手に取れるようにという想いが伝わってくるような、おしゃれな陳列がされていて身近に感じることが出来ます。
こんな本まで出ているのですね!
イタリアン精進レシピ
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HPでは売れ筋ランキングや今月のオススメ本などが紹介されています。
宗教やいのちについて考えるきっかけを与えてくれる本、興味を持つきっかけになりそうです。
オフィシャルショップ
雑貨 オリジナルの商品もあって参拝や観光のお土産選びにもピッタリのお店です。
仏事関連の商品や築地本願寺オリジナルの手ぬぐいや雑貨、お香に、和ロウソク、和三盆のお菓子などが並んでいます。
お寺の一角ということを忘れてしまうような雑貨屋さん風になっており、気軽に生活に取り入れたくなるような商品が揃っています。
築地本願寺倶楽部

開かれたお寺、誰もが身近に足を運べるように築地本願寺倶楽部というものがあります。
会員カードをカードリーダーにタッチするとポイントが付与されてオリジナル記念品などと交換できます。
施設内店舗でもカフェで5%OFF(時間条件あり)、オフィシャルショップでのオリジナルロゴ商品8%OFFなどの割引サービスを受けることも出来ます。
他にも様々なサポートを受けられます。
- 生きがいサポート
- 心のサポート
- 医療サポート
- 終活サポート
- 築地本含意合同墓
浄土真宗を学べるほかにも、布教や法話、僧侶に相談など参加費無料です。
有料ではありますが、安い金額で銀座のサロンで学ぶことも出来るなんてすばらしいですよね。
新型コロナで制限がありますが仕事帰りや週末に銀座の真ん中で学びと体験の場が提供されています。
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講義にヨガにお坊さんへの相談、なんと婚活サポートまで始めていました!
お寺で紹介してもらう結婚相談所なら、なんとなく信用できそうですものね。
昔々からお寺は地域のコミュニティの場であったと考えると、亡くなる時だけではなく結婚のご縁を結ぶというのも納得です。
築地本願寺新報

A5サイズで無償の冊子が毎月発刊されています。
築地本願寺の新たな取り組みや、ニュース、築地の街にまつわる出来事など内容も充実していてサイズ感も相まって気軽に手に取れます。
内容も読みやすくなっています。
4月号なら「花まつり」の起源について、6月号の特集では「築地の老舗のお取り寄せ」が扱われていました!

築地本願寺と築地市場は切っても切り離せない関係で、互いの活性を図るためにもいいアイデアですね!
実際にとりあげられたお店では、お取り寄せが増えたりテイクアウトの売り上げが伸びたとホクホク顔でした。

菅商店さんの絶品シュウマイ、つきじ光洋さんの昔ながらのお漬物、近江屋牛肉店などなど。
老舗の紹介がされていました。
散策だけではなく、築地場外のお取りよせ、公式サイトも紹介されていました。
まとめ
贅沢なまでに広い空間でもともと開かれていたけれど、ますます気楽に立ち寄れてお寺を宗教を身近に感じられることの出来る築地本願寺です。
新しい生活様式の一環としては、法事や法要なども複数台のカメラを使ってのオンライン法要にも対応されています。
youtubeで公開されている法要動画では、今まで知ることのなかった流れや意味などが字幕で解説されていて興味深い内容です。
個人的にはお寺=お墓で出来れば近づきたくないところと考えていた時期もありますが、
日本人としての生活や文化を考え学ぶ場として身近に導いてくれて有難いです。
まずは築地の散策のスポットとして足を踏み入れてみてはどうでしょうか?
美味しいカフェや、ランチをいただいて建物の歴史にも触れてみるのも素敵な社会科見学になると思います。
もちろん、コロナ対策としてマスクを促したり消毒液が設置されていたりと対策が取られていましたよ。
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