クリスマスが終わり、ツリーを片付けたら今度はお正月に向けてまっしぐら。
どのお店も一気に様変わりする様子は毎度のことながら見事ですよね(笑)
東京fmのLOVE CONNECTIONを聴いていたら新年の準備について礼法のプロにお話を聞いていました。
お正月飾り準備したけどいつ飾るの?飾りの意味は?初詣についても改めて学びがありました。
現代礼法研究所 代表 岩下宣子さんのお話です。
年末のお掃除は年神様を迎えるための大事な準備

元旦に各家に新年の幸せをもたらすために来てくださる神様「年神様」と呼ばれています。
その年神様をお迎えするにあたってはおうちをキレイにしておくことが大事、そこでお掃除です。
お掃除をしてからしめ縄をします。
28日か30日に飾るのが良い
正月飾り。いつから飾るのでしょうか?
29日は二重苦を連想するため×。
31日はお葬式といっしょで一夜飾りだからこちらも×。
よって28日か30日が良いとされています。
鏡餅、しめ飾り、松が無いと年神様は降りてこられないといいます。
- 松飾り「うちはここですよ!」とお知らせ。松を通っておうちの中に来てくれます
- しめ縄飾りお掃除が終わりました、きれいになっています、清浄ですというサインです
- 鏡餅入って来られた神様が鎮座します
さあ!掃除をして飾りを整で準備をして元気と幸せな運を頂きましょう!
初詣いつまでに行けばいいのでしょうか?
準備が整ったら新年を迎え初詣に行きます。
本来は元旦に行くものだったということですが現代では3日以内、三が日が多いです。
もっと長くという人は松の内、7日くらいまでに参拝に行きます。
とはいうものの三日以内を目安に行くのがよさそうです。
初詣まずは氏神様、その次は?

ずばり、一番先に行くべきは氏神様です。
自分が住む土地を守ってくださっている神様が氏神様です。まずご挨拶ですね。
そのあとは恵方参り。おうちから向かって来年で言うなら西南西にある方角にある神社です。
その方角に伸ばした位置に当たった神社が恵方にあたります。
家の真ん中に立って、北を向いたら左やや後方ということですね。
そのあとは好きな神社に行きます。初詣はいくつ回っても良いと言ってました!
神社の正しい参拝方法

鳥居の前でまずは一礼します。
参道を歩く際には道の真ん中をさけて端を歩行します。
通りの真ん中は神様のための通り道だからです。
手水舎で手を清めます。
- ひしゃくを右手に持ち、左手を洗います。
- ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗います。
- もう一度ひしゃくを右手に持ち替え、左手に水を受けて口を洗い、その後、左手を洗います。
- 最後に、ひしゃくを立て、柄(え)の部分に水を流します。
手と口を漱ぐことで身を清めることになります。
一連の流れは最初に掬った一杯のお水で行うようにします。
本殿での参拝、お賽銭と鈴はどっちが先?
お賽銭が先?それとも鈴が先なのか?迷いませんか?
正解は鈴が先でした。
理由としては神様降りてきてくださいねというサインがあのガランガラン。
軽く鳴らしてからお賽銭を入れます。
「二礼二拍手一礼」…作法の基本とされています。
東京都神社庁のHPより参照
拝礼の仕方
① 深いお辞儀(礼)を二回繰り返します。[ 二礼 ]
② 次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。[ 二拍手 ]
③ そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。
④ 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(礼)をします。[ 一礼 ]
まとめ
飾りの意味や、飾る日など勉強になりました!
日本らしいお正月の伝統文化を大切に年末年始を過ごしたいものです。
大掃除が終わったら、さっそく飾りを買って神様を迎える準備をしましょう。
来る令和二年に期待を込めて!
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