冬の冷たい風が吹くと肌の乾燥、気になりませんか?
うっかりしていると冬だけではなく、空調で乾燥した空気にお肌が水分不足になったり。
実際にユースキン製薬が行ったアンケートによると唇の荒れを自覚している人が実に多いという結果がわかりました。
笑ったらピキっと唇が割れて血が出たり、ガサガサ唇でリップメイクが決まらなかったり。
お出かけ前、デート前に…これは大事件です。
たかが乾燥、されど乾燥。侮れない唇荒れについて見直してみました。
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唇が荒れる理由

お肌ケアの専門!?ユースキン製薬の調査によると唇の乾燥で悩む人がとても多いことがわかりました。
程度の差はあれど、85%もの人が荒れを自覚していると結果が出ました。
しつこい皮むけ、ひび割れはどうして起こるのでしょうか?
構造上の理由
唇には皮脂膜と呼ばれる膜がほとんどないため水分保持がしにくいのです。
皮膚の一番外側にある角層は非常に薄くて、バリア機能も脆弱。そのため水分が蒸発しやすくバリア機能が保ちにくく外的ストレスを受けやすいという特徴があります。
気温や湿度低下で乾燥
乾燥を自覚するとついつい無意識でもやってしまいませんか?
- なめる
- かむ
- 皮をむいてしまう
これらはかえって荒れを助長してしまう習慣なので注意が必要です。
とくに、一番やりがちななめるという行為。
うるおすつもりでなめてしまうと、唾液と一緒に唇に残った水分が蒸発してしまい余計に乾燥してしまいます!
紫外線の影響を受けやすい
この時期、ついつい油断しがちだけれども冬の紫外線も侮れないのです。
ただでさえ乾燥によってバリア機能が低下中。そんな無防備な状態で紫外線に晒されるとダメージは相当なものです。
紫外線の影響で軽い炎症がおきると、そこから乾燥が激しくなり、口唇炎につながることも。
歯磨き剤による刺激
保湿、UVケアをしても改善しない時は、歯磨き剤に含まる洗浄成分の刺激で荒れを起こしていることもあり得ます。
その際は刺激の少ないものに変えてみるか、歯磨き剤を使わないブラッシング、フロスなどでケアをして様子をみます。
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唇荒れを防ぐには

乾燥の理由で述べた主な二つの理由、保湿と紫外線対策に取り組みましょう!
- ワセリンや薬用リップなどでしっかり保湿する(優しく縦に塗るのが効果的!)
- 外出時にはマスクをする
- UV効果のあるリップなどで紫外線対策をする
- 唇への刺激物をさける
歯磨き剤の刺激もそうですが、唇の荒れがひどい時には過度な塩分や香辛料も避けましょう。
唇は飲食物の刺激をダイレクトに受けるため、あまりひどいときは控えるようにします。
寝る際に、布団による唇の摩擦も刺激になります。寝る前にリップを塗って保湿しましょう。
唇を優しくマッサージ、ケアもいいですね!
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唇のターンオーバー
顔の皮膚は一般的に約1ヵ月ほど。
唇は毛細血管が多く新陳代謝が良いので3.5~10日間で生まれ変わります。
荒れやすい反面、ケアをしっかり行えば改善しやすいとも言えます。
しかし、日常生活においてきちんとケアをしているのに症状が良くならなかったり悪化する場合は注意が必要です。
何らかの病気がひそんでいたり、セルフケアだけでは改善しない炎症がおきている可能性があります。
口角炎がなかなか治らなかったり繰り返す場合には胃腸障害などの可能性もあります。
口唇炎とよく似ている口唇ヘルペスは風邪や疲労などからくる免疫力低下が原因の場合も。
似ているけれど治療法がそれぞれ異なるので自己判断せず、皮膚科など受診するようにしましょう。
口唇ヘルペスについて書いた過去の記事。こちらもどうぞ。
⇒口唇ヘルペスが!初期症状が出たら早く治すためには病院が正解!
まとめ
唇は初対面で会話をする際、とても目につきやすいパーツです。
特に男性が初対面の女性と話す際には、出会ってすぐ目が行くのは唇というマンチェスター大学の研究結果もあるといいます!
ガサガサやひび割れた唇では不健康なイメージにもみられてしまいがちです。
正しくケアをして、健康的でつややかな唇で会話を、食事を楽しみたいものですね。
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