大宮氷川神社【大湯祭(十日市)】時間は?限定授与品を頂こう!

大宮の地名の由来にもなった武蔵一之宮大宮氷川神社

東京、埼玉県近隣にある約280社ある氷川神社の総本社です。

こちらでは毎年12/10には大湯祭(だいとうさい)が行われ、この日に合わせて十日市(とおかまち)と呼ばれる酉の市が行われます。

この記事は、本祭限定の特別授与品の数々や、授与の時間。

当日の様子やあまり知られてない(?)厳粛な前斎の様子について書いています。

【2020年 令和2年は?】

令和2年度は新型コロナウイルスの感染の状況を踏まえ【中止】になりました。
熊手の出店や露店の出店がなく、交通規制も実施されません。

神事である大湯祭(前斎:11月30日~12月9日、本祭:12月10日、後斎:12月11日)は執り行われます。

大湯祭の授与品、新年の授与品が11/30から前倒しで開始されています。

郵送でも受け付けがあるので、混雑を避けたい人にはオススメです。

大湯祭(だいとうさい)、十日市(とおかまち)

大湯斎(十日市)

開催日時:2019年12月10日(火)

開催時間:10:00〜22:00(車両通行止め時間)

場所:武蔵一宮氷川神社境内、氷川参道及び周辺道路

電車:どちらも氷川神社まで
JR「大宮駅」東口から徒歩20分
または東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園駅」から徒歩15分

大湯祭(だいとうさい)由来

江戸時代の延宝年間(1673~1681)の社記にも「大湯祭」の記載が見られるなど、古い歴史があります。

名前の由来は、釜で湯を沸かして、その湯で清めを行ったためといわれます。

毎年曜日にかかわらず12月10日を本祭とし、前斎~後斎まで実に11日間にわたる長い祭典です。

前斎 11月30日~12月9日
本祭 12月10日
後斎 12月11日

大湯祭自体は神社内に籠り潔斎した神職さんにより、神社内で粛々と行われるため一般の目に触れる部分はその一部です。

十日市(とおかまち)由来

12月10日の本祭に酉の市がたつ為、十日市(とおかまち)・熊手市ともいわれます。

こちらはこの日に参拝し、その活気を味わえる一般的なお祭りですね。

熊手市は“酉の市”と呼ばれることが多いですが、呼び名の由来となっている「大鳥神社」と氷川神社は関係がないため十日市と呼ばれています。

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出店の数は関東随一!?

本祭当日、とにもかくにも賑やかです!

境内には熊手や縁起物、神具のお店が立ち並び熊手が買われるたびに業者さんの威勢の良い手締めの音と声が鳴り響きます。

二の鳥居から三の鳥居の間には食べ物の屋台が立ち並びます。狭い参道の両脇に出店があるので立ち止まる人、行きかう人で大渋滞です。参道脇の道路も通行止めになりこちらも露店が溢れます。

駅から神社までの通りの商店街でも店の前で商品を売ったり、こちらにもたくさんの露店が並びます。

すべて合わせて、露店がおよそ1,000店以上とも言われ寒い夜空の元でも人や食べ物の湯気が上がり熱気を感じます。

福を呼び込む!この日限定の授与品を受けられる

福財布

12月10日の本祭のみ授与される縁起物があります。これが目当て!という人も多数です。

日付が変わる10日の0時から授与が始まります!

熊手・神札 0時~24時(24時間)

祈祷    0時~1時、9時~23時頃

 神社での授与ほか

  • 福熊手の授与
  • 熊手のお祓いや開運招福・商売繁昌を祈願する特別祈祷
  • 大湯祭特別紙朱印

この日は、車の安全祈願が出来ません。

 境内の宗像神社

  • 福神札(ふくじんさつ)
  • 富久財布(ふくざいふ)
  • お宝守り
  • 福種銭
  • 恵比須様・大国様をお祓いする二福神祓い所と授与所

すでに過去授与頂いて自宅でお祀りしている二福神像もお祓いしてくれます!

富久財布(写真参照)、財布というか巾着になっていて買った宝くじを入れておくにもピッタリです。

へそくりを入れるには目立ちすぎるかな

 お札

さらに、この日のみ境内内の稲荷神社札が授与されます。

また、新しい神宮大麻の頒布はこの日からになります。

あの福、この福、それこそ熊手で掻きこみ引き寄せたいです!

厳粛で幻想的な前斎

本祭はとにかく十日市もたち人がたくさん来て賑やかなお祭りです。

しかし、実はその前の前斎。

静かに厳かに、ありがたいことに参加させて頂けるのです。

前述の通り11月30日から12月9日までの前斎期間、毎夜かがり火をたき上げ祭事を行います。

毎夜7時半に境内にかつての火祭りを伝えるかがり火をたき上げ祭事を行いますが、この火にあたると無病息災、火防の御神徳にあずかれるといわれます。

氷川神社HPより引用 HP

暗い境内に一対のかがり火。

時間と共に人がポツポツと集まってきて静かに火にあたり始めます。

20時近くなると手に灯りを持った白装束の神職が連なって境内に向かいます。

一般の人も共に祝詞奏上や御幣のお祓いを受けた後、拝殿に。

米・酒など7種の神饌をお供えし祝詞奏上、玉串奉納、二拝二拍手一拝、神饌撤収、御神酒を頂きます。

拝殿に上がる際には、相応しい装いを心がけます。

男性はスラックスにジャケットでした。

拝殿を後にした神職の列は摂社・末社を順に拝礼していきます。

最終の、松尾神社のあと社務所にまた粛々と灯りのなかを列をなして戻られます。

列が社務所に消えるとまもなく、かがり火には水がかけられて暗い夜空に真っ白な上記が勢いよく上がります。

そんな風景が毎夜行われます。

風のあり寒い日も、雨の日は蛇の目を手に粛々と。

昨年はとても近くに住んでいたため、期間中ほぼ参列させて頂くというありがたい経験をさせてもらえました。

ちなみに、火守りをしている方に伺ったところ最終日の9日については、参列者が多いらしく整理券を配布するらしいです。

まとめ

大宮の冬の風物詩です。本斎の夜中から人が動き、翌日夜まで人がひっきりなしに訪れるのでプレ大晦日!?と思うほどです。

広い境内が明るく照らされて、縁起物に囲まれその活気や熱気の中に身を置くとそれだけで運気が上がる気がします!

今年のお礼と共に、来年の期待感を福福と体全体で感じるのはいかがでしょうか?

普段からパワースポットと言われる氷川神社の特別なお祭りです。温かくして、家族や友達、大事な人と参拝してみてはいかがでしょうか?

参道の代表店!?コチラも人だかり→過去の記事氷川参道の食べ歩きと言えば【氷川だんご】

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