10/13日は『豆の日』
ご存知でしたか?私は初めて知りました。
我が家ではここ数年、青大豆の美味しさにハマっています。家族から常備しておいてとリクエストされるほどのお気に入りです。
お豆は美味しくてヘルシーで栄養満点!
豆を煮るというと少しハードルが高いように感じていましたが乾燥の豆は扱い易くて保存も出来て意外とお手軽です。そんな万能な豆。主に大豆(青大豆)について調べまとめました。
10/13は豆の日。10月は豆月間
豆の日だけではなくて、10月は『豆月間』なんですって。
協会のサイトによると大地の恵みそのもの!栄養たっぷりの豆をもっと食べよう!という願いが込めらて制定されました。
引用
日本には、いにしえより旧暦の8月15日の「十五夜」と9月13日の「十三夜」に月を愛でる月見の風習があります。いまでは月見のお供えといえば月見団子ですが、昔は、ちょうどその頃収穫される作物として十五夜には里芋を、十三夜には豆をお供えして食べる習わしがありました。そのため、十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」とも呼ばれています。「豆の日」は、豆名月に豆をお供えして食べていた風習に因んだものです。旧暦の9月13日は、新暦にするとその年によって日付が変わるために、10月13日を「豆の日」としました。
豆の日にちなんでイベントや豆の日シンポジウム2019が開催されます!
小さくても凄い!豆の栄養
古来の東洋医学では古くは薬として用いられていたほどです。
- たんぱく質 9種類の必須アミノ酸が豊富
- 炭水化物、糖質 人間に不可欠なエネルギー源
- ビタミン類 糖質分解B1、脂肪代謝にB2、老化予防にはビタミンE
- カルシウム 歯や骨の形成に欠かせない
- ポリフェノール 強い抗酸化作用。血圧を整える
- 食物繊維 腸の働きを活発にし老廃物を排出
豆を色によって5色に分類。色の特徴で含まれる栄養素や効能も異なるのも面白いですね。
白…白花豆・白いんげん
緑…えんどう豆・グリンピース
赤…金時豆・赤えんどう
黒…黒豆
黄色…黄大豆
豆とひとことで言っても色によっても栄養が異なるので、1種類食べて満足というよりは色々な豆をバランスよく食べたいものです。
青大豆について
5種類の内、青、その中でもお気に入りの青大豆について調べました。

青大豆と枝豆は一緒なの?
青大豆は見た目が枝豆そっくりですよね?味も似てます。
そもそも枝豆とは未成熟な大豆を収穫したもの。未熟な若い大豆が枝豆とよばれます。
大豆は黄大豆・黒大豆・青大豆とありますがいずれも早く収穫すれば枝豆です。
青大豆は収穫せずに熟しても中まで青々としています。
黄大豆は収穫せず熟すと黄色くなり、私たちの知るあの黄大豆になります。
ちなみに香りがよくて人気の枝豆“だだ茶豆”は香り豆とよばれる青大豆の枝豆です。
青大豆と黄色い大豆は成分組織が大きく違う
黄色い大豆→油分が多い。20%ほど。
青大豆→油分が少なく、その代わり糖分が多い。大粒で低脂肪
同じ大豆でも成分が違えば味わいも異なります。
流通量が少ない青大豆
国内の産地は秋田や山形が有名です。主には東北で栽培されています。
美味しい青大豆は病気にかかりやすく、収穫は手作業のため手間がかかって流通量が少ないのです。
そのため、価格も少し高めに設定されていることが多いです。
更に貴重な秘伝豆とは
秘伝豆はどのようにして生まれたのでしょうか?
岩手県の業者さんが、美味しいけれどとてもストレスに弱い大豆“かおり豆”“におい豆”を普通に収穫できるようにすべく10年の試行錯誤を繰り返し完成された品種が秘伝豆です。
親となった品種が、もともと枝豆として美味しい品種なのでその特徴が生かされています。味や食感が枝豆によく似ているのはそのせいです。納得です。
現在では東北でしか生産していないため生産量が非常に少ないです。
近年の異常気象によってますます生産が厳しくなっているので名前の通りどんどん秘伝になってしまうかもしれません。
青大豆、秘伝豆を食べてみよう
これは、結論から言うとシンプルに食べるのがオススメです!
8時間くらい水に浸して豆をしっかり戻してから後は灰汁を救って茹でるだけです。
staubなどの鍋を使えば8分ほど茹でて、蓋をして余熱で火を入れることも出来ます。
食べ方は前述のように、枝豆感が強いので塩茹でなどでシンプルに食べるのが美味しいです。
サラダのトッピングや、煮ておいたものをごはんと一緒に炊飯すると簡単な豆ごはんが出来ます。
薄めの出汁で味付けをしたひたし豆も最高ですよ!数の子を入れたらお正月料理一品完成ですし。
塩味だけ付けたものをポリポリと、香りと食感を楽しみながら頂くと手が止まらなくなります。
豆を茹でた汁ごと冷凍保存することも出来ます。
煮る前の乾燥豆は、密閉した容器や袋に入れて冷蔵庫へ。こちらも日持ちがします。
どこで買える?
スーパーなどで出回ることは少ないですが、時期になると売っているのをたまに見かけることがあります。
見つけたらラッキー☆と思い買うようにしています(笑)
築地の豆専門店オススメ
実店舗では築地市場で買うのはいかがでしょうか?
豊洲は行ったことがありませんが、築地場外には数店舗の豆専門店があります。
私が行くお勧めのお店はコチラです。
築地の豆屋三栄商会 ホームページ
東京都中央区築地4-14-18 妙泉寺ビル1階
営業時間5:00~12:00(12月は14:00まで営業いたします)
北は北海道、南は宮崎県から各種それぞれの産地から取り寄せた豆を取り扱っています。
お店の方がとても親切で、美味しい食べ方などを教えて頂けます。日常の食生活に手軽に豆を取り入れる方法など、すっかり豆好きになりました。
計り売りも出来るので少ない量から買えるので、2人家族で、色々な味を試してみたい我が家にはピッタリです。
ついつい買いすぎて帰りはいつも荷物が重くなってしまいます(笑)
今回HPを見て知ったのですが、オンラインで買う事も出来ます。美味しそうな写真と共に豆や雑穀を使ったレシピも数多くあがっていてどれも美味しそうです。
「秘伝豆と新玉ねぎの濃厚ポタージュ」「大豆と鶏モモのトマト煮」「くらかけ豆のコブサラダ」などなど
まとめ
美味しくって体にいい!小さくても栄養満点の豆!豆の日、豆月間をきっかけにいかがでしょうか?
日本のスーパーフードとも呼ばれる大豆。試して頂くきっかけになれば嬉しいです。