国産の大豆のみでお豆腐作りをしているお店で生のおからを頂きました!
ほかほかでふわふわを、無料で自分で袋詰めして持ち帰り出来るとあって…欲張りすぎました!
大量の生のおからをどうしよう?どうすれば無駄にせず美味しく長く保存できるのか?調べました。
おからとは?
お豆腐作りの副産物として出る生おから。スーパーで買ったことはありますが、お豆腐屋さんの生おからを初めて頂きました!
セルフで持ち帰れるのですが、蓋を開けると豆乳の甘い香りと、ふわふわしっとり。まだほんのり温かい!見るからに体に良さそうだし、美味しそうです。
おからの種類
- 生おから
お豆腐屋さんなどで手に入るおから。大豆の風味が残っていてしっとり感があります。お店によっては絞り方が違うので含まれている水分に多少の差はあります。
この水分は豆乳です。消費期限は当日と考えます。
- 少し日持ちする乾燥おから
スーパーなどで売っているおからです。消費期限を延ばすため水分を少なめにすることによって消費期限は大体3~5日くらいです。
- おからパウダー
おからの水分を蒸発させています。カラカラに乾燥しているためパン粉に似ています。常温で保存が出来、保存期間ものによっては半年ほどです。
生おからの保存方法

おすすめ1
足の早い生おから。冷凍保存しましょう!
冷凍する際のコツは、使い易いように小分けにしてなるべく平にして空気を抜きます。
保存期間、1ヵ月くらいは持ちますがだいたい2週間ほどを目安に美味しくいただきましょう!
これなら大量の生おからも無駄にせず、使いたい時に手軽に利用できますね。
使う際には使う分だけ取り出して、冷蔵庫内で解凍して使いましょう
おすすめ2
ちょっと手間はかかりますが、油をひかないフライパンで乾煎りしましょう!
水分があると傷みやすくなるため、フライパンで水分を飛ばします。焦がさないように注意してじっくりパラパラになるまで炒めます。様子を見ながら15分くらいでOKです。
良く冷ましたら密閉容器や袋に入れて冷蔵庫でも冷凍庫でも保存出来ます。
そのまま冷凍するのに比べてサラサラしているので調理するときに扱いやすいです。使う時には牛乳や豆乳などで水分を補ってあげれば元の状態に近く戻ります。
煮る際にはそのまま使えば出汁や味が染み入りやすいというのもメリットですね。
おすすめ2.5
フライパンが面倒臭い、少量を乾煎りしたい場合は、電子レンジにかけるという手もあります。
ラップなしで1分ほどレンジにかけ、取り出してかき混ぜて、様子を見ながら水分が抜けるまで繰り返します。
こちらも冷まして2と同様に保存します。
おからの栄養はやっぱりすごい!
おから=体に良さそう!とイメージはありますが実際にはどうでしょうか?
はい、実際にとても体に良いので積極的にとりたい食材です。
お豆腐を作ったあとの大豆の絞りカスというと、何となくネガティブなイメージですがとんでもない!
タンパク質・カルシウム・食物繊維などが豊富に含まれています。
特に凄いのが食物繊維。1日の食事から摂る食物繊維の目標量は、18~69歳で1日当たり男性20g以上、女性18g以上と言われています。
おからはの食物繊維は、100gあたりで11.5gも含まれています。不足しがちな栄養素を補える強い味方と言えますね。
おからの効果
- 食物繊維が豊富ということは腸内環境を整えるのに効果があります。
不溶性の食物繊維は腸のぜんどう運動を促す整腸効果があります。水分を吸収してお腹の中で膨らむため腹持ちがよく、脂肪の吸収も防ぎダイエット向きでもあります。
- イソフラボンが女性ホルモン“エストロゲン”に似た働きを持ち、骨粗しょう症や更年期障害など女性特有の悩みを改善するとして注目を集めています
- レシチンという栄養素はコレステロールを溶かして血液をサラサラにする作用があるため動脈硬化の予防にもよいとされています。脳の情報伝達にかかわる神経細胞の材料となり脳の老化を防ぐ働きも期待されています。
他にも嬉しい効果がたくさんある優秀食材です。
まとめ
お店によっては無料でいただけたり、安く大量に手に入るおから。
安くて体にいい食材を使わない手はありません!
便利な保存方法を実践して、美味しくいつでも食べられるように常備してみてはいかがでしょうか?
煮るだけではなく、ハンバーグなどに混ぜれば健康的に嵩増しできたり、スイーツに使えばしっとりとした生地に仕上げることだって出来ます。
是非お試しください♪
コメントを残す